皆様には、平素より当社グループに格別のご支援並びにご愛顧を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 第105期(2023年3月期)の事業内容についてご報告申し上げます。
 当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が徐々に緩和され、経済活動の正常化が一段と進むことで経済は回復に向かうことが期待される中、ロシア・ウクライナ情勢の長期化並びに円安の進行による原材料価格及び燃料価格の高騰等、依然として先行き不透明な状況にて推移いたしました。
 観光事業につきましては、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和等による観光市場の回復の動きをきめ細かくとらえたイベント展開及び観光政策の効果もあり、利用者数が昨年比大幅に増加いたしました。
 燃料商事事業につきましては好調に推移し、運輸業及び製造関連事業につきましては、堅調に推移いたしました。一方アグリ事業につきましては、厳しい状況にて推移いたしました。
 この結果、グループ業績は増収増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億45百万円となりました。
 今後につきましては、現在実施推進しております「経営計画2023」の達成に向け、客層別コンテンツの充実を図り、それぞれのお客様に合う商品の訴求力を強化するなど企業価値を向上させるとともに、引き続き一層の労働生産性の向上やコストの最適化に取り組み、経営基盤の強化に努めてまいる所存でございます。
 株主各位におかれましては、引続き一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2023年6月

代表取締役社長 西澤順一