平成27年度 営業の概況 (平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)

1.企業集団の現況
(1)当事業年度の事業の状況
 当連結会計年度における我が国経済は、企業収益が改善するなか、設備投資は緩やかな増加基調にあり、個人消費も雇用・所得環境の着実な改善を背景に底堅く推移する等景気は緩やかに回復しつつありますものの、中国や新興国の経済減速、欧州債務問題などの影響や原油価格の下落、年度後半には国内株式市場が下落する等先行き不透明な状況で推移いたしました。
 このような環境のもと、観光業界において国内旅行需要は好調に推移しておりますが、福島県内は依然回復途上の段階にあります。
 このような状況において、スパリゾートハワイアンズにつきましては、宿泊の利用者数が堅調に推移したことにより、増収となりました。
 卸売業につきましては、石炭及び石油の販売数量の減少や価格の下落等により、大幅な減収となりました。
 製造関連事業につきましては、需要の増加に伴い好調に推移し増収となり、運輸業につきましては、主に石油の販売数量の減少や販売価格の下落等により減収となりました。
 この結果、当連結会計年度の売上高は357億67百万円(前期比136億93百万円、27.7%減)、営業利益は18億22百万円(前期比32百万円、1.8%減)、経常利益は金融費用削減等により15億19百万円(前期比95百万円、6.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は税制改正の影響等により13億48百万円(前期比1億60百万円、10.6%減)となりました。
  セグメント別の業績は、次のとおりであります。
【観光事業】
 スパリゾートハワイアンズにつきましては、5月には県内初の国際首脳会議「第7回太平洋・島サミット」が開催され、内外に広く復興をアピールするとともに、創業50周年を迎え、「BIG MAHALO!!」をテーマに様々な催しを実施し、記念企画として7月に日本初の流れるアクアリウムプール「フィッシュゴーランド」をオープンさせました。
 また、7月に昼のポリネシアンレビューを全面リニューアルし「ポリネシアンサンライトカーニバル『M A T S U R I』」の公演を開始するとともに、1 月には昨年プロジェクションマッピングを導入した夜のポリネシアン・グランドステージにさらに香りの演出を加えた「Maka hou新たなるはじまり」をスタートさせるなどエンターテイメントの充実を図りました。
 イベントに関しましては、春休みに「アロハスプラッシュ&バブル」、ゴールデンウィークに「妖怪ウォッチプールランドinハワイアンズ」、夏休みに「ファイヤーナイフダンサーの常夏ぼうけんフェスタ2015夏」、11月に「洋らんフェア2015 in スパリゾートハワイアンズ」、冬休みには「常夏アロハスマイルフェスタ2015」等多彩なイベントを実施しました。
 日帰り部門につきましては、バス料金高騰による日帰り団体旅行客の減少により利用人員は1,472千人(前期比9千人、0.7%減)となりました。
 宿泊部門につきましては、無料送迎バス発着地の拡大によりファミリー層の集客が堅調に推移し、11月よりアイドルグループKis-My-Ft2の玉森裕太さんとコラボレーションした宿泊プランが奏功したこと等により、利用人員は、481千人(前期比7千人、1.6%増)となりました。
 クレストヒルズゴルフ倶楽部は、WEB予約を推進強化したことにより地元圏からの集客等が堅調に推移し、利用人員は59千人(前期比2千人、5.0%増)となりました。
 この結果、当部門の売上高は、134億62百万円(前期比3億27百万円、2.5%増)、営業利益は21億31百万円(前期比78百万円、3.8%増)となりました。
【卸売業】
 石炭・石油両部門ともに、主要納入先である電力会社向け販売数量が大幅に減少するとともに価格が下落したこと等により、大幅な減収となりました。
 この結果、当部門の売上高は、186億54百万円(前期比139億53百万円、42.8%減)、営業利益は88百万円(前期比1億67百万円、65.5%減)となりました。
【製造関連事業】
 主に中国の需要増に伴い、船舶用モーターの販売数量の増加により大幅な増収となりました。
 この結果、当部門の売上高は17億79百万円(前期比1億32百万円、8.0%増)、営業利益は2億25百万円(前期比1億円、80.2%増)となりました。
【運輸業】
 港湾運送部門につきましては、セメント関連輸送が減少し、石油小売部門につきましては販売数量が減少するとともに販売単価が下落しました。
 この結果、当部門の売上高は、18億71百万円(前期比1億99百万円、9.6%減)となりましたものの、燃料費減等により営業利益は82百万円(前期比7百万円、10.7%増)となりました。
 
※当社グループの消費税等に係る会計処理は、税抜方式によっているため、この項に記載の売上高、生産実績、販売実績等の金額には、消費税等は含まれておりません。